メーカンポンの近く、自然あふれるメーオーンに泊る

チェンマイ郊外の人気の観光地メーカンポン!
一泊してゆっくり観光したい方に向けて、私の失敗は成功の基の体験談を綴ります。

メーカンポンに泊りたい

田舎で過ごすのが好きなので、折角メーカンポンまで行くなら一泊したいと思いました。
メーカンポンには、小さなゲストハウスが沢山あるようでしたが、agodaやbooing.comなどのサイトから予約できるところはあまりなく、facebookから予約するのが一般的のようでした。
外国人観光客が泊まることは、まだ一般的ではないのかもしれません。
facebookで英語?タイ語?でやり取りするのは面倒、というかできるかな?と心配だったので、なんとかagodaでゲストハウスを見つけて予約しました。
写真を見る限り、お部屋も清潔そうだし、お花と緑に囲まれて環境も良し!と予約したことで、ちょっとしたハプニングが・・・

チェンマイからロットゥー(乗り合いバン)に乗ってメーカンポンに着く前から、問題に気がつきました。
私が泊まるゲストハウスは、Y路地を左とGoogleが教えてくれているけど、車はずんずんと右の道を進む。
時間にして10分。何故~?と思っているうちにメーカンポン到着。
地元に人に聞いたら、予約したゲストハウスはメーオーンという所にあることが分かりました。

agodaでメーカンポンを検索して予約したつもりだったに、やってしまった!という感じ。
メーカンポンもメーオーンも山の中の何もない所なので、土地勘がない私がグーグルマップを見ても良くわからなかったのでした。

さて、どうしようか?
地元の人に聞いて、車を頼んでメーオーンまで行ってもらおうとしたら、500Bと言われびっくり!
観光したいのはメーカンポンなので、わざわざメーオーンへ行くこともないかと、メーカンポンに宿を取り直すことも考えたのですが、見せてもらった部屋がちょっと泊りたくない感じたっだので、結局は言い値の500Bを払って、メーオーンまで行くことにしました。

アップダウンの激しい道を車はどんどん進んでいき、着いたゲストハウスは、メーカンポンの喧騒の中とは違う、川のせせらぎに包まれた緑豊かな場所でした。
地名をしっかり確認しないで場所を間違えた結果、求めていた静かな自然の中のゲストハウスに泊ることができました。

メーオーンのゲストハウス

メーカンポンではなく、メーオーンに泊る

agodaから予約していた「Huan Kaw Fang」というゲストハウスは、メーオーンのライ川沿いにあり、しっかり者の女性オーナーとお母さんの二人で営んでいました。

バンガロータイプで、部屋は2階にあります。
階段を上るとバルコニーにイスとテーブルがありくつろげます。
部屋は、クイーンサイズベット、テーブルには沸くポットもあり、ドライヤーもありました。
シャワールームも広々していて、メーカンポンで見せてもらった部屋より全然良かったので、やっぱりここに来てよかったと思いました。


清潔で申し分ないゲストハウスでホッとしたのですが、一つ問題が!
メーオーンにはご飯屋さんがなかったのでした。
11時過ぎに車でチェンマイを出たので、着いてからお昼を食べようと思っていました。
仕方なく、ゲストハウスの売店で買ったママーのカップヌードルでお昼ご飯。
そして、シンハービールをプハーッ!

メーオーンの昼食


川のせせらぎを聞きながら、のんびりビールを飲んでいると、宿の場所を間違えたことを帳消しにするほど、ゆったりとした気持ちになる昼下がりでした。


川沿いのカフェヘ

メーオーンには、レストラン(食堂)は無いけれど、カフェはある!
川沿いをのんびり歩いてカフェヘ。
どうやら人気のお店らしく、道沿いにチャーターしたソンテウが止まっていました。
車を待たせてカフェか~
映えスポット狙いも大変ですね。

メーオーンのカフェ

温かい飲み物が欲しくてホットコーヒーを頼みましたが、タイではやっぱりアイスが美味しいようです。
マイナスイオンをたっぷり浴びながら、ゆったり過ごしました。

メーオーンのカフェ

夜はムーガタ!

夕飯は、オーナーさんの話では、隣のゲストハウスで食べられるとのこと。
メニューは、ムーガタ一択というので、お願いしました。
でも、行ってみると他の料理を注文している宿泊客が…
多分、タイ料理をよく知らないから、タイ語のメニューでは分からないと思われたようです。
まあ、それもマンペイライ!

メーオーンでムーガタを食べる

気持ちの良いテラス席に座って、ムーガタをいただきました。

メーオーンでムーガタを食べる


具材も少なくて、ナムチムは市販のもので。
2人前で500Bは高いな~と思いつつ、こんな田舎でムーガタをいただけたことに感謝しました。

メーオーンの月

静かに夜は更けていき、十四夜の月が煌々と輝いていました。

朝の散歩とカオトムの朝食

朝は、メーオーンを散歩しました。
「この道を行くときれいなお寺があるから行ってみてね!」と昨日オーナーに教えてもらっていました。
かなり急な坂を上っていると、ひっそりと、でも立派なお寺がありました。

ワットメーラーイ(วัดแม่ลาย)という名のお寺でした。
近づいてみると、全ての装飾が石を埋め込んで作ってありました。
タイルやガラスを割ったものが組み込んであるお寺を見かけてことはありますが、様々な色と形の小石を丁寧に並べて、モダンな感じの模様にしているお寺は始めてみました。

チェンマイから遠く離れた小さな村に、こんなに素敵なお寺があるなんて!
しかも、朝早く独り占めして、ゆっくり見て回れたなんてラッキーでした。
私の後をワンちゃんが心配そうに見守ってくれていました。

メーオーンの寺ワットメーライ

メーオーンの寺ワットメーライ

メーオーンの朝食

お腹がすいてゲストハウスに帰ると、朝食はバルコニーまでカオトムを運んできてくれました!
バンガローなので部屋に電話は無いけれど、オーナーさんとLINEでつながってやり取りできたので、とても便利でした。



宿泊の参考として

メーカンポン観光は、一日でもゆったりとできます。
でも、泊ってみたいようでしたら、facebookで検索するのが良いようです。
英語 Mae Kam Pong
タイ語 แม่กำปอง

予約しなくても泊れるみたいなので、人気の街並みのエリアより少し上に行くと静かなエリアがあるので、当日1軒ずつ部屋を見せてもらってから決めた方が良いかもしれません。
1泊すると、暮れていく景色や、ライトアップした街並みが見られますね。



そして、今回私が泊ったメーオーンは、自然に囲まれた素敵な場所なので、そういう所を求めている方にはお勧めです。
英語 Mae On
タイ語 แม่อ่อน


その場合は、チェンマイ市内からチャーターしたソンテウかgrabタクシーで直接メーオーンへ行くのが良いと思います。
その際には、少し食料を買って持って行ってくださいね。


翌朝、ゲストハウスのオーナーに頼んで車を手配してもらうと、250Bでメーカンポンまで行くことができます。
メーカンポンを観光した後、夕方ロットゥーで帰るコースで、1泊2日の旅を楽しめます。